法律コラム

弁護士の変化

投稿者 admin on 11月 15, 2010

いま進んでいる司法制度改革の中で変わってきたものの一つに、あるべき弁護士の姿があると思います。
司法制度改革審議会の意見書の中で、弁護士は「社会生活上の医師であれ。」と言われています。それはどんなイメージなのでしょうか。
 
もちろん、弁護士は法律の専門家ですが、法律家の中でもいわゆる在野、つまり民間の人々の中で働く法律家です。しかし、民間で働くといっても、以前の弁護士は、いわゆる市民からは一段高い立場にあって、いわば、教え導くというイメージがあったと思います。

 「社会生活上の医師」というイメージは、弁護士像を大きく変えることを求めています。第一に、それは人々の一段上にいる者ではなくて、同じ市民として、同輩である市民に対し、求めに応じ助言をし、あるいは依頼を受けて代理を務める法律専門家、というイメージです。第二に、市民に対し助言をするとか代理を務めるときに、俺に任せとけ、というお任せコースではなく、あくまで相談者・依頼者の主体性を尊重し、依頼者市民が主体性を持って行動できるよう援助をする専門家、というイメージです。
 
 私は、基本的にはこの二点が、今からの弁護士に求められている姿、「社会生活上の医師」のあり方だと思っています。
 
 司法制度審議会意見書は、弁護士が総体として、このようなイメージで「社会生活上の医師」としての機能を果たせば、それは、国民が主体的に社会生活を行う面を伸張させることに役立ち、ひいては、この社会を前進させる力になると考えているのです。
 
 私どもの事務所は、このような新しい弁護士像を目指して進んでいきたいと考えています。


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